いつかの記憶
だれのなんだろうね。「ふつうなかんじ」
ぼくは、わたしは?くらいところにいた
だれもたすけてくれないだろうおくふかく
かべかもわからないが、ふれられるところをどんどんとたたいてみるがはんのうはかえってこない
あぁ、ほんとにすくいはないんだなとおもった
かべかもわからないものをたたきつずけるのもつかれる。かべかはわからない。かべじゃなくてひとだったら?ふいにそうおもって、せすじがこおるきがした。
あぁ、ぼくはもうねむってしまおう。そこのそこにしずんで、しんで、きえてしまえればそれでよいから。
「年不相応」
僕は、私は?暗い所に居た。
誰も助けてくれないだろう奥深く。
壁かもわからないが、触れられる箇所をどんどんと叩いてみるが反応は帰って来ない。
あぁ、本当に救いは無いんだなと思った。
壁かもわからないものを叩き続けて疲労するのは、正直言って馬鹿だと思う。壁かもわからないのなら人である可能性もあるかと思うと、不意に背筋が凍った気がした。
あぁ、僕はもう眠って仕舞おう。
そして、それで一番底に沈んで消えてしまえれば、それが一番良いから。